参考文献の書き方について 山澤成康.

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1 参考文献の書き方について 山澤成康

2 参考文献は重要  きちんとした論文かどうかは、参考文献を見ればわかる。論文では、とにかく出典を明らかにすることが重要。どこに書いてあったかわからないようなものを根拠に論文は書けない。人の噂や誰かがおしゃべりのなかで言ったようなことが根拠として使えないのと同じ。そのためには、参考文献が必須となる。

3 経済財政白書をお手本とすること 文章の体裁、論文の引用の仕方、グラフの描き方など迷った時は内閣府「経済財政白書」に書かれているものをお手本にしてください。 「経済財政白書」で検索すると出てきます。

4 引用のしかたと、参考文献は以下のように対応しています。参考文献に載せてある書籍などは、すべて本文中で引用している必要があります。
本文中には、「 参考文献の著者の苗字(出版年) 」という形で、参考文献を表記する。 参考文献リストには、「 参考文献の著者の氏名(出版年)書誌情報」という形で表記する。

5 <本文> 賃上げ水準は若年労働者を中心に大きく上昇 これまでの分析では、各労働者の賃金を平均した指標の動向を対象としてきたが、平均賃金の上昇は労働者の参入・退出の影響や構成比の影響も受けるため、必ずしも同一労働者の賃金上昇率を表しているわけではない。そこで、同一の労働者の賃金水準がどのように変化しているかを確認するため、上野・神林(2017)の手法を参考に、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を用いて疑似パネルデータを作成し、所定内給与の動向の分析を行う。疑似パネルデータとは、性別、年齢、勤続年数、最終学歴の4要素を使い同一事業所で同一人物だと推測される労働者のみを抽出して分析するものであり、こうした手法を用いることにより、同一人物の賃金上昇率を近似的に推計することが可能となる39。 <参考文献> 上野有子、神林龍(2017)「賃金は本当に上がっていないのか─疑似パネルによる検証」、玄田有史編『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』慶應義塾大学出版会 (2018年経済財政白書より)

6 参考文献の書き方 〇書籍 岡谷貴之(2015)『深層学習』講談社 原ひろみ(2014)『職業能力開発の経済分析』勁草書房
〇論文集を集めた書籍 上野有子、神林龍(2017)「賃金は本当に上がっていないのか─疑似パネルによる検証」、玄田有史編『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』慶應義塾大学出版会 大湾秀雄・佐藤香織(2017)「日本的人事の変容と内部労働市場」川口大司編『日本の労働市場』有斐閣

7 参考文献の書き方 〇学術雑誌 神林龍(2011)「日本における名目賃金の硬直性(1993-2006)─擬似パネルデータを用いた接近─」『経済研究』第62巻4号 山本勲(2007)「デフレ脱却期における賃金の伸縮性」『三田商学研究』第50巻5号 〇白書など 内閣府(2015)『平成27年度 年次経済財政報告』 情報処理推進機構(2017)『IT人材白書2017』 〇ディスカッションペーパーなど 吉田充(2017)「GDPギャップ/潜在GDPの改訂について」経済財政分析ディスカッション・ペーパー・シリーズ DP/17-3 桜健一(2006)「フローデータによるわが国労働市場の分析」、日本銀行ワーキングペーパーシリーズ No.06-J-20 日本銀行

8 参考文献の書き方 〇調査資料 一般財団法人家電製品協会指定法人業務センター(2016)「平成27年度使用済家電4品目の経過年数等調査」
経済産業省(2018)「キャッシュレス・ビジョン」(平成30年4月) 〇インターネットの資料 指宿信(2000)「ネット文献の引用方法について—学術資源としてのネットの可能性—」, < 2004年5月7日アクセス. (注)インターネットの場合も、著者名(出版年)は変わらない。内容が変わる場合があるので、アクセス日を書く。

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